ウェイクサーフィンの特徴

波待ち時間なし。長時間の波のりが可能

トーイング・ボートを動かすことで発生する引き波を利用します。 最初の立ち上がり波に乗るまでは、ウェイクボードの要領で船体から伸ばされたロープ(ハンドル・ライン)とボートの動力を頼りにします。 立ち上がり波にのれた後はロープを手から放し、船が走る限り発生する引き波にのり続けることになります。慣れてしまえば長時間船の後ろをついていくことも可能です。

ボートの波に乗る

高い安全性

複数人スポーツのため事故・単独事故は少ない

ウェイクサーフィンは「ボートの引き波にのる」という特性上、引っ張ってくれるボートが必要なので最低人数としてプレーヤーとボート操舵者が存在します。複数名で楽しむスポーツだからこそ、救助の遅れなどといった危険性を回避することができます。欧米でご家族、または女性やお子様にも人気が高い理由の一つです。こうなると「一人で始めることは難しいの?」といった疑問が生まれると思いますが、そんなことはありません。当協会の認定しているショップなどをご利用いただければ、ショップがボートを出しプレーヤーはそれに参加するという形でウェイクサーフィンを楽しむことができます。この場合はインストラクターが同行する場合も多く上達の近道にもなりますので、是非当協会の認定ショップをご利用ください。

今後の国内でのウェイクサーフィンの展開

世界的にも国内的にも人気急上昇中

ウェイクサーフィンは今、まさに盛り上がりを見せつつある新しいマリンスポーツです。プレーヤー数はこれから増加していくことが予想されますし、プレーヤー数に伴って大会も増えていくことが見込まれます。また、すでに世界的には北米やヨーロッパ、アジアにて毎年数多くの大会が開かれており、年々大会数・開催国が爆発的に拡大しています。

加盟店様も随時募集中

当協会では日本国内でのウェイクサーフィンのプレーヤー数拡大を進めるにあたって、利用者様が安心して始められる環境つくりにも力を入れております。 具体的には各種大会の開催や運営また、当WEBサイトにもあります加盟店を登録し紹介させていただいております。 プレイの場を探している方と店舗の橋渡しになればと考えております。加盟希望のショップのオーナー様は是非お気軽にご連絡ください。

ウェイクサーフィンを安全に楽しむ為の注意事項

(1)トーイング地点の選定について

悪天候、他船で混み合っている地点、障害物の多い地点、遭難や衝突による大事故の恐れがある地点では、トーイングを実施しないこと

(2)トーイングボートについて

ウェイクサーフィンは、船尾に近い所で行うスポーツです。ボートの種類によっては、船尾にプロペラが装着されているものもあります。プロペラが最後尾に装備されているボートだと、ライダーがプロペラに巻き込まれる危険があります。ウェイクサーフィンを安全に楽しむ為にもっとも適しているボートは船内機です。くれぐれも、船外機、船内外機でウェイクサーフィンはしないで下さい。 プレジャーボートのエンジン方式は、大きく分けて4つあります。

船内機/インボートエンジン

エンジン本体が船内に取り付けられ、プロペラは、船底から出ているシャフトに取り付けられています。また、プロペラは真後ろに舵が取り付けられています。プロペラが船底に装着されており、さらにその後ろに舵が装着されています。⾛⾏時にプロペラは⾒える所にはなく、更にプロペラ後部に舵がある為、最も安全性が⾼いエンジン⽅式と考えられます。

船外機/アウトボードエンジン

エンジン本体がボートの外部に取り付けられており、プロペラが最後尾に付いています。プロペラが最後尾に付いている為、ウェイクサーフィンをするには最も危険なタイプです。絶対にウェイクサーフィンで使⽤しないで下さい。

船内外機/インボード、アウトドライブエンジン

エンジン本体が船内に取り付けられ、プロペラと⼀体になっているドライブが船尾に取り付けられているため、プロペラの位置が船尾ステップの真下にきます。プロペラが船尾ステップの真下に位置する為、ウェイクサーフィンをするには、最も危険なタイプです。絶対にウェイクサーフィンで使⽤しないで下さい。

ジェットエンジン

エンジン本体が船内に取り付けられており、船内にあるプロペラで⼀旦船内のドライブ内に⽔を取り込み、船尾から強い⽔流を噴射させます。船尾から強い⽔流が噴出する為、ライダーがテイクオフする時に、⽔流がまともにライダーにあたります。テイクオフ時にいきなりアクセルを上げないで、徐々に上げていくように気をつける必要があります。

(3) ライダーの服装・装備品について

乗船する者は全員ライフジャケットを着⽤すること。サーフィンをする者は、時候に応じてウェットスーツを着⽤すること。リーシュコードは装着しないようにお願いします。

(4) 体調について

体調不良の⽅や飲酒をされた⽅のトーイングは控えるようお願いします。

(5) 連絡先について

万が⼀トーイング中に事故が起きた場合、すぐに関係部署へ連絡ができるよう携帯電話には緊急連絡先を必ず登録しておいてください。(海上保安庁:118)

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